推理は美味である

2006年1月5日
「謎」が欲しい!という変な生命体ではないが,自分は推理は結構好きである。ただ推理小説は背景の部分や筆者の思想が顕れる部分を読むのが若干面倒くさいので好んで読むということはないレベルの推理スキーである。

そんな自分が3日連続で推理物のドラマを見た。ご存じ「古畑任三郎」。エンターティメント性が高く軽い感じが脳に心地よかったからである。

1日目の話が結構面白く,ラスト付近で「なんと!」という展開から真相へ。いい意味でこちらの予想を裏切られまあ満足。

2日目のはとにかくイチローがかっこいい。このまま役者に転向してもいけるんではと思わせる見事さ。イチローと古畑の会話シーンが必見,なかなか魅せます。表面上は静かなれど秘めたる炎を内にする大人の会話の様な気がしました。自分もかくありたい,うん。

3日目の松島奈々子のは・・・・・・ま,いいでしょう。決して悪くはありませんでしたが,まあ普通なのでちょっと・・・。

この作品3日間の間にも再放送でやっていたのを見ましたが,こちらもまあまあ。脳が結構満たされました。ふう,美味美味。

ただ他局で推理謎解き番組をやっていましたが,こちらはあまりにチープ。花嫁殺すのにダミー用に蜂数十匹を用意したり,ピアノに毒釘(針と言っていたがどう見ても釘)を仕込んで弾いたときに刺さるとか・・・なんじゃそりゃな感じでした。

どちらもリアルではあり得ない物でしょうけど,非現実を現実のように見せるのが大事であって,非現実をこじつけて説明されても興が醒めるだけです。演出家の人はその点をよく考えて番組を作ってください。さて,次の謎を求めて旅立つとするか。

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