赤単の可能性

PTハリウッドはカメコロ入りのエルフの優勝で幕を閉じました。
これで一時沈みかけたカメコロの価格が再び高騰することでしょう。(挨拶)

Mono-Redが今回のスタンダードでいけるんではないかと各所で囁かれていましたが、結局のところTop8には見る影も無く、我々赤スキーの赤復権の淡い期待は打ち砕かれました。

が、

果たしてMono-Redには本当に可能性が無いのでしょうか？
そんなはずはない！赤スキーとしてはそう信じたい!
そこで今回のPTでの赤単の活躍はどのようなものだったか調べてみました。

PT参加Mono-Red使用者　41人　
フェアリー101、BGエルフ47に続いての堂々の3位の使用者数だったのです。

PT2日目進出Mono-Red　14人　進出率全体の10.53％
フェアリー29、ドラン15、マーフォーク15に続く第4位。
フェアリーの2割台の残存率に対して赤単は3割強！

最高位はTop8は逃したものの・・・10位台にも見当たらず・・・
22位。
しかしながらこの22位のMono-Redの戦いぶりを追跡するとなかなかに興味深い結果が得られました。

ラウンド　勝敗　　　　 対戦デッキ
　9R　　W　2−0　Gエルフ
10R　　W　2−1　ゴブリン
11R　　W　2−1　Gエルフ
12R　　L　 1−2　ビッグマナ
13R　　W　2−1　赤単
14R　　W　2−1　ヒバリ
15R　　L　 1−2　フェアリー（Top8）
16R　　W　2−1　BGエルフ

流石に2日目のPT，メジャーデッキの雨嵐。その暴風雨の中を真っ赤なデッキは駆け抜けていってます。強力なメジャーデッキを相手に0−2で負けたゲームは無し！必ず相手を追い詰めています。しかもエルフはすべてこんがりと焼き切っています。15Rのフェアリーを下していたらMono-RedがTop8入りを果たしていたかもしれません。

日本ではスタンダードの大会は当面のところ日本選手権予選しかありませんが、赤スキーな方はMono-Redで予選を抜けてみませんか？それが叶えばイーブンタイド（で現れるだろう）の強力火力を追加し日本選手権本戦で大暴れできるはず。さあ、みんな赤いカードを手に取ろう!

参考
【PTハリウッド　22位　Mario　Pascoli　Mono-Red】　

3 ケルドの巨石/Keldon Megaliths
4 変わり谷/Mutavault
1 ペンデルヘイヴン/Pendelhaven
15 冠雪の山/Snow-Covered Mountain

4 ケルドの匪賊/Keldon Marauders
4 月の大魔術師/Magus of the Moon
3 巻物の大魔術師/Magus of the Scroll
4 モグの狂信者/Mogg Fanatic
4 ぼろ布食いの偏執狂/Tattermunge Maniac

4 炎の投げ槍/Flame Javelin
4 火葬/Incinerate
2 つっかかり/Lash Out
4 裂け目の稲妻/Rift Bolt
4 ショック/Shock

SideBoard

4 大いなるガルガドン/Greater Gargadon
3 包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander
4 恨み唸り/Spitebellows
4 硫黄破/Sulfurous Blast